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私が中学1年生の時、理科の先生から夏休みの宿題が与えられた。その宿題は『自由研究』でした。理科の先生曰く、「自分で身近な物を使って、自由に実験したり、観察、テーマは何でも良い!」だけで、まさか国語・数学・英語の他、理科や社会まで夏休みの宿題があるとは思っていませんでした。それに他の教科はテキスト、国語のみ読書感想文に対して、理科の自由研究は正直辛かったです。私がやろうと思っていた自由研究を、理科の先生は例を挙げて、最初にクラスの皆に教えるので、それ以外のテーマは何にしようか悩みました。当時、部活をやっていたので、勉強との両立が難しく、なるべく一日で簡単に終わる自由研究にしようと思い、自宅へ帰ると小学生の頃に利用した百科事典や図鑑をダンボールから取り出し、中学の参考書など読んで調べると、たった一日で家にある身近な物を使って、簡単に実験が出来るのが見つかりました。それは『布の乾き方の研究』ですが、綿の素材が入っているタオルとハンカチ、いらなくなった絹やポリエステル、ナイロンの布を使って、全部に水でぬらし、一斉に日光で乾かしました。その中で一番早く乾いたのは、綿のハンカチ、絹ですが、日光に当り過ぎた所為なのか、絹とナイロンが黄ばんでしまいました。研究が無事に終わり、実験結果及び、布の種類と素材、特徴をレポート用紙にまとめて、一斉登校日に提出した。それから始業式の次の日、理科の授業があり、先生から『自由研究』の宿題の結果が来たが、最悪な評価だった。先生の評価では「その研究は、小学生の子供でも出来る研究だよ!」と言われた。何しろ、同じクラスに“蟻の観察”や“星の動きの観測”、“土の生き物の調査”など、三日〜一週間位かけて調べた人がいれば、『自由研究』を2種類やった人もいたので、たった一日で1種類の研究では評価されなかったらしい。だけど、中学1年の夏休みの自由研究をきっかけに“布の素材と特徴”を知る事が出来た。また、どの布が洗濯機で洗えるのか、手で洗うのか、母親よりも判断できるようになりました。あの頃はインターネットが無く、参考書や資料だけが頼りで、テーマを考えるのが大変でした。現在はインターネットで「夏休み 自由研究」を検索すると、様々な研究が幾つか紹介されている程、今の小学生や中学生の子達はネットで、何でも活用できるから便利だと思います。

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